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J分水路があるブディアライという地域には合計で4本の涸れ川が通っている。大きなものが2本、それぞれ幅80mほど、小さなものも2本、幅は20mほど。それらが幹線道路の上を横切ってくるので、当然幹線道路沿いに造られたJ分水路も何かしらの対策が必要になってくる。そこでサイフォン。J分水路には2つのサイフォンと2つの小さなトンネルがある。
今回は、まずサイフォン。下の写真はR1 (涸れ川が横切るところにそれぞれ名前がついている。R1:サイフォン、R2:トンネル、R3:トンネル、R4:サイフォン) 向こう側の柳が始まるところまで水路は地面の下を通っていく。 R1サイフォン入り口。 下の写真はR4 この涸れ川が一番大きく、危ない。一度流れると、写真に写っているようなトラックは小石のようにゴロゴロ流されるぐらいの水量と流速がある。 #
by cocon-Super
| 2008-05-02 12:45
| J分水路
J池水門からは、設置された2基の灌漑用水門からそれぞれ、シギ用水路・シェイワ用水路という既存の用水路に水を流すことができる。下の写真はシェイワ灌漑用水路へと続く水路である。
幹線道路沿いに、ずーーとまっすぐ続いている 下の写真で、左上に写っているのは携帯電話会社のアンテナ。 私が初めてアフガニスタンに来た頃には携帯電話なんてものはなかったのだが、ここ3~4年の内に急速に広まった。日雇い労働者の日当が150Af(アフガニー)日本円に換算すると約380円に対し、携帯電話一つの値段は約3000円から20000円、25000円。みんな食べるのでいっぱいいっぱいだと日頃から言っているのだが、携帯電話を持っている人は意外と多い。 携帯電話が普及しだしてからここでの仕事も変わってきた。今までは無線で連絡しあっていたが、それでは無線機の数も限られ、話をしたい人が無線機を持っていなければ、いちいちその人のところまで車で移動しなければならなかった。これでは燃料代ももったいないし時間ももったいない。そこで携帯電話。これのおかげで作業地を2ヶ所3ヶ所に分けて仕事同時進行できるようになった。必要な道具が出てきたとき、コンクリートミキサーが壊れたとき、労働者が怪我をしたときなど、何か問題が起きても携帯電話で連絡を取り合い、即座に対処できるようになった。 ちなみに右から「AWCC」、「areeba」、「ROSHAN」という携帯電話会社のアンテナである。 一番人気はAWCCそしてareeba最後にROSHAN。 #
by cocon-Super
| 2008-05-02 12:23
| J分水路
第一期工事、最終地点「K池」
すべての始まりはここからだった。 この用水路工事の起工式をここで行ったのだ。 後で聞いた話だが、ほとんどの職員がここまで水を通すことが出来るなんて信じていなかったとか・・・。 水がきたら、下流側はすぐに小麦畑へと変わっていった。 K池は大きいので、土手もどこよりも頑丈に造ってある。 そして第一期工事が終わり、 ここから第二期工事が始まった。 #
by cocon-Super
| 2008-04-25 02:16
| K池
K地区はブディアライの真ん中あたり。
下の写真はK1サイフォン。 ずっと向こうに見える緑色の柳が切れる所から写真の出口まで120mある。 このサイフォンの上をバカでかい涸れ川が流れる。この涸れ川の流れている所の写真が手元にないのが残念・・・。 向こうの土手から手前の土手の間に涸れ川が流れる。 #
by cocon-Super
| 2008-04-25 01:54
| K地区
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